江戸時代、長崎には唯一外国との玄関口として出島がありました。 外国からの文化が入ってきていたこと、海や山に囲まれ、さまざまな食材にも恵まれたことから長崎には独自の食文化が生まれました。 長崎県の各地域(支部)に古くから伝わっている郷土料理にとどまらず、近年の食文化の変化の中で生み出された新しい郷土料理もご紹介いたします。
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長崎のミルクセーキは、卵、砂糖、練乳を混ぜたものに氷を入れてシャーベットにしたフローズンデザートで、飲み物ではありません。大正末期から昭和初期にできたと言われています。
レシピ詳細
離島を含む佐世保市北部では、ブロッコリーの生産が盛んです。 茹でて細かく刻んだブロッコリーをスコーン生地に混ぜ込み焼き上げると、色合いがきれいなスコーンができあがります。
黒田五寸人参は他の人参よりオレンジ色が濃く、β-カロテンが多く含まれています。黒田五寸人参は肉質が柔らく、甘味が強い(糖度8~10%)特徴を持つことから、お菓子作りに向いています。
さつま芋をふかして熱いうちにつぶし(棒でつく)、油で揚げて作ります。この作る工程における「つぶす(つく)」および「揚げる」ことから、これらの作業を合わせて『つきあげ』と呼ぶようになったと言われています。
白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷し、蜂蜜、砂糖などで作った特製の蜜をかけたもので、口の中でとろけそうな上品な甘さとのどごしの良さが人気の素朴な郷土の味です。
かから(サルトビイバラ)の葉で包んだ団子で、節句の季節に食べます。
1~2月の寒い時期に作り、1年分を保存します。
対馬の保存食、さつま芋を原料とした「せん」からつくられたおやつ。 ちまき(サンキラ)の葉っぱに包み、蒸して作ります。
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