会長挨拶

公益社団法人 長崎県栄養士会

会長 山口佳代子

公益社団法人長崎県栄養士会会長の山口でございます。

令和7年度も既に3か月が経過しておりますが、5月24日の定時総会ではすべての議案が会員の皆様方から承認され、今年度の事業も次々と進捗している状況です。

そのような中、この度会のホームページをリニューアルいたしましたので一言ご挨拶申し上げます。

現在、情報収集の手段としてのホームページは印刷物よりも大きな役割を果たし、特に若い世代の会員にとっては顕著です。

今回のリニューアルは、IT化検討委員会の皆さんが中心となって、会員の皆様からの意見・要望を反映し、デザインを一新したものです。長年の懸案だったセキュリティの強化も行うことができました。公益目的としても会員・学生・県民の皆様に見やすく分かりやすいものになるようにと、ホームページの骨格を「栄養士のみなさまへ」「学生の皆様へ」「県民の皆様へ」の3本とし、会の活動を広く県民の皆様にお伝え出来る構造にいたしました。また、会員の皆様には研修会情報も簡単に確認できる検索機能を追加し、会員専用ページの充実も図りました。携帯電話・スマートフォンからの活用も多いため、携帯電話・スマートフォンでの使用についても使いやすいものになっています。このホームページを皆様方にご活用していただき、県民の皆様に正しい栄養情報が提供できることを祈念いたしております。

お話しは変わりますが、令和6年度のトリプル改訂では、各地域での医療機関と介護施設の連携が促進される多くの改訂がなされています。このことを受けて、令和7年5月には「医療と介護の連携促進」のための研修会が医療協議会・福祉協議会の合同で開催されております。この初めての試みはとても有意義な取組みで、今後各地域での医療機関と介護施設の連携が促進され、高齢者のQOLの向上に役に立つものだと考えております。一丸となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうぞご協力の程よろしくお願いいたします。

少子高齢化がより早く進む長崎県において食・栄養の専門職能団体である「栄養士会」には各方面から多くの期待が寄せられています。今年度も公益社団法人長崎県栄養士会は会員のお一人おひとりを大切にしていきながら、食と栄養の指導を通して長崎県民の健康課題の解決に会員一丸となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうぞご協力の程よろしくお願いいたします。